子ども応援フォーラム

 夕方、都庁の5階ホールで開催されたNPO法人主催、東京都共催の「子ども応援フォーラム」へ。
 仕事関係で、要するに動員された口であるが、同僚6人で参加。石原知事の講演もあった。
 子どもシネマスクールの成果作品である映画の上映、文化庁長官である河合隼雄氏の講演、そしてパネルディスカッション。
 会場はこういうテーマのためか、PTA関係者が多かったようだ。
 石原氏の話しっぷりには特徴があるが、「あの馬鹿」とか「馬鹿なやつ」が口癖なのだろう。軽い発言の中ではあるが、少々鼻についた。
 テーマは「子どもの個性を育てるために」だったが、映画の思い出話が中心で、「狂った果実」で津川雅彦を推薦してやったとか、フランスの映画監督トリフォー氏の話とか。
 映画上映の後の河合氏の「社会の変容と子育ての在り方」は面白かった。
 心と物の問題で、昔は物が豊かでなかったから父親もそれなりに「威厳」を保てた。つまり、金がないのだから、「出せないものは出せない」と言って済んでいたが、今はそうはいかない。
 物の豊かさに心がついていってないことが、子どもをめぐる様々な問題を引き起こしている。そして、日本人の場合は宗教観が希薄なため、「ダメなことはダメ」と納得させることの困難さもあるが、いつかは心も物の豊かさに追いつかなければならない。
 帰りに少しビールを。
 その店を出た頃、ちょうど神宮の花火大会が終わった時間で、新宿駅付近も浴衣姿の女性が目立っていた。夏である。

線香花火きれいに縒られ夜の色  研一 
by ken28-575 | 2005-08-02 01:57 | 俳句あり | Comments(0)


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