甲子園の対戦相手を決める抽選が行われたが、先日、卒業生である私宛に封書で募金の依頼があった。
差出人名は「○○高等学校野球部甲子園出場特別後援会」とある。
わくわくしながら読む。
「一口参千円とし、できるだけ各期の基準口数以上を目安にお願いします」とあり、私の場合では三口以上ということになる。はい、それで。
ところが「募金目標額」の数字を見て唖然とした。なんと8千万円である。
硬式野球部員100人とすれば1人あたり80万円になるが、普通科中心の県立校高校でそんなに部員はいないはず。
交通費、宿泊費、食費、応援経費、諸々の調達費などが考えられるが、使途の内容は明示されていない。甲子園にも比較的近いのに、この金額には驚いた。公立で学校側の補助もあって無いようなものだろうが、考えさせられた。
それと過去にも何度も出場しているが、今回のような依頼は初めてである。それまでは、地元を中心に募ったのだろか。
添え書きに「学校同窓会の了承を得て皆さまへお送りいたしております」とある。
この金額は常識なのか。
大口の寄付もあるだろうが、単純計算では1人1万円として8千人からということになる。