11月3日(土) 第13回 「街道一人旅」 【串間→志布志】 〔その2〕
3日は文化の日。出発地では串間市民秋まつり。
駅の横にあるローソンで買い物をしていると、レジの方から「今日は忙しくなるよ」と話す声が聞こえてきたが、この祭りのことだった。
この時間はそうでもないが、ミス串間のパレードもあり一日中賑わったと翌日の新聞で知る。
右の派手な車に見覚えあり。
「一人旅」の途中、日南海岸沿いの国道だったと思うが、この車と出くわしたことがある。
国道から外れて大回りになることを承知で福島港へ向かう。
串間(KUSHIMA)の頭に「FU」をつけて福島(FUKUSHIMA)なんて考えながら歩いていると、岸壁で気持ち良さそうに日向ぼっこをしているおじさん達を発見。
「おはようございます」の一声だけで通り過ぎるつもりだったが、自然に話をする雰囲気に。
漁船の乗組員だそうだ。もう現役ではなさそう。
「駅前は飲み屋が多いね」、「あそこだけはな」。
市町村合併の話になり、「あの日南はなあ・・」と、悪口が飛び出す。気質が違うらしい。なるほど。
後で、東国原知事のことも話題にしたら面白かったかなと。
別れ際に、撮らせてくれと頼んで撮った一枚。 影でよくわからないが、表情はまさに漁船員。
「何が釣れるんですか」と尋ねたら、「魚に聞いてくれ」と言われてしまった。
この時期はチヌが釣れるらしい。
夫婦連れや子供連れの家族。
休日の港は静かだ。
バイクの集団が音をたててあっという間に追い越してゆく。
彼らの一日の走行距離は?私の10倍以上の200キロは軽くオーバーするはず。
久々にサーフィンを見た。
JR日南線は典型的な盲腸線。運転本数も極めて少ないが、運よく列車に遭遇。
帰りはこれに乗って宮崎まで戻ることになる。
西に向かって、てくてくと。
串間駅から志布志駅までの距離は約20数キロ。
従って、この辺りが本日のほぼ中間地点。
そろそろ、腹が減ってきた。
このトンネルを抜けてしばらく行くと県境。
いよいよ鹿児島県!
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