カテゴリ:俳句あり( 210 )

平成26年10月号

◇10月号(7月10日締切)  研一

   夏草茂る脇腹の辺りまで
   燕の子紙飛行機の真似をして
   一人より二人がよろし白団扇

    没句
      中世の世に溯り蛍待つ
      夏帽子ひくり返せば白布かな

 画像は祝日の秋分の日。複数の日の丸に兵隊さんが行進して来るような感覚に。  好天でした。

  
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by ken28-575 | 2014-09-28 23:40 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年9月号

◇9月号(6月10日締切)  研一

   ウォーキングシューズ新調柿若葉
   引き返すことも人生蝸牛
   でで虫の寄り添ふやうで寄り添はぬ

    没句
      麦秋や村を貫く用水路
      六月の空は水色永田町

 
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by ken28-575 | 2014-08-30 00:43 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年8月号

◇8月号(5月10日締切)  研一

   親燕子燕吾も雨宿り
   燕の子此処も複数ゐて楽し
   花びらも人も二の丸三の丸
   新社員ボタン留めたり外したり

 没句
   薫風や木橋渡れば三の丸

   巻頭20人中19人目

 
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by ken28-575 | 2014-07-29 00:47 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年7月号

◇7月号(4月10日締切)  研一

   桜咲く遺品に母の走り書き
   吊革の内側春の月明かり
   春の月物置小屋に秘密の書

 没句
   紅椿乙女椿も母に見ゆ
   中継のアナウンサーの鼻に花

 梅雨とはいえあまり降らない。この時期、梅雨前線は山陰地方まで北上してこないからだ。梅雨の明ける頃に大雨か。
 日野川から引き込んだ人工の用水路「米川」。この位置は日野川からの取水口に近く流れもかなり急である。画像の先が下流。用水のため、時期によってはせき止められ全く水のないこともある。
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by ken28-575 | 2014-06-27 01:03 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年6月号

◇6月号(3月10日締切)  研一

   雛の日や男雛に見ゆる伯耆富士
   白鳥帰る朝食卵かけご飯
   給油所の男に春の寒さかな

 没句
   靴下を干す三月の空に干す
   三月や瓦の裏も雨に濡れ


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by ken28-575 | 2014-05-26 23:24 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年5月号

◇5月号(2月10日締切)  研一

   あつけなく来て白鳥の着水す     ← 白鳥のあつけなく来て
   遠回りして白鳥の真後ろに
   白鳥の群群集とは違ふ         群  群れ
   春近しベンチに杖の忘れ物

 没句
   頂くも憂鬱であるバレンタイン

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 久々の4句。巻頭20人中14人目。
 上位10人までは、主宰の「選評と鑑賞」あり。

 ところで、今月の巻頭トップは同県の方で、主宰の選評に、「○○県から鳥取県へ。(略)鳥取県にただひとりの会員。句会も無い。しかし・・・」とある。

 どうやら、主宰は小生が二人目の鳥取県の会員であることをご存じないようだ。

 平成23年10月までは島根県、その前は宮崎県、さらに遡れば千葉県、そして入会時は島根県と確かにややこしい。


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  米子水鳥公園(1月撮影)
by ken28-575 | 2014-04-29 00:50 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年4月号

◇4月号(1月10日締切)  研一

   柚子落すしやがんで拾ふ母の背な    落す 落とす
   不器用な白鳥も来て着水す
   人間の人間くさき年の市

 没句
   均等に残すも楽し御節かな
   三日はやピザのチラシも雑じりをり


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by ken28-575 | 2014-03-28 00:06 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年3月号

◇3月号(12月10日締切)  研一

   胸に手を当てれば温し冬の雷
   前ぶれもなく十二月雨と風    十二月 十二月の
   暖房も指の力を借りるのみ

 没句
   冬ぬくし石の窪みに招かるる
   帯を解くやうにはゆかぬ長十郎


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by ken28-575 | 2014-02-28 22:45 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年2月号

◇2月号(11月10日締切)  研一

   地震速報林檎の皮を剥いてをる
   外に出ても禁煙禁煙冬の街
   闇鍋の命灯りを点けるまで

 没句
   手袋を口に銜えて嵌める癖
   もやもやと十一月の過ぎゆけり


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by ken28-575 | 2014-01-28 18:24 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年1月号

◇1月号(10月10日締切)  研一

   秋の蝶もつれあふほど現れず
   鳴き了へて十月の蝉それつきり
   一幕の十五夜劇場客一人

 没句
   コスモスの山懐をくすぐりぬ
   ひらひらと来て秋蝶の消えゆけり

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 9月 大山 桝水高原にて
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by ken28-575 | 2013-12-26 22:54 | 俳句あり | Comments(0)