カテゴリ:俳句あり( 215 )

平成26年5月号

◇5月号(2月10日締切)  研一

   あつけなく来て白鳥の着水す     ← 白鳥のあつけなく来て
   遠回りして白鳥の真後ろに
   白鳥の群群集とは違ふ         群  群れ
   春近しベンチに杖の忘れ物

 没句
   頂くも憂鬱であるバレンタイン

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 久々の4句。巻頭20人中14人目。
 上位10人までは、主宰の「選評と鑑賞」あり。

 ところで、今月の巻頭トップは同県の方で、主宰の選評に、「○○県から鳥取県へ。(略)鳥取県にただひとりの会員。句会も無い。しかし・・・」とある。

 どうやら、主宰は小生が二人目の鳥取県の会員であることをご存じないようだ。

 平成23年10月までは島根県、その前は宮崎県、さらに遡れば千葉県、そして入会時は島根県と確かにややこしい。


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  米子水鳥公園(1月撮影)
by ken28-575 | 2014-04-29 00:50 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年4月号

◇4月号(1月10日締切)  研一

   柚子落すしやがんで拾ふ母の背な    落す 落とす
   不器用な白鳥も来て着水す
   人間の人間くさき年の市

 没句
   均等に残すも楽し御節かな
   三日はやピザのチラシも雑じりをり


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by ken28-575 | 2014-03-28 00:06 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年3月号

◇3月号(12月10日締切)  研一

   胸に手を当てれば温し冬の雷
   前ぶれもなく十二月雨と風    十二月 十二月の
   暖房も指の力を借りるのみ

 没句
   冬ぬくし石の窪みに招かるる
   帯を解くやうにはゆかぬ長十郎


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by ken28-575 | 2014-02-28 22:45 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年2月号

◇2月号(11月10日締切)  研一

   地震速報林檎の皮を剥いてをる
   外に出ても禁煙禁煙冬の街
   闇鍋の命灯りを点けるまで

 没句
   手袋を口に銜えて嵌める癖
   もやもやと十一月の過ぎゆけり


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by ken28-575 | 2014-01-28 18:24 | 俳句あり | Comments(0)

平成26年1月号

◇1月号(10月10日締切)  研一

   秋の蝶もつれあふほど現れず
   鳴き了へて十月の蝉それつきり
   一幕の十五夜劇場客一人

 没句
   コスモスの山懐をくすぐりぬ
   ひらひらと来て秋蝶の消えゆけり

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 9月 大山 桝水高原にて
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by ken28-575 | 2013-12-26 22:54 | 俳句あり | Comments(0)

12月号

◇12月号(9月10日締切)  研一

   ラジオから凡太さんの声虫月夜
   流木の片付けられし秋の浜
   痩せ我慢とも白鷺の立姿    立姿 立ち姿
   鳴けよ鳴け千万の虫夜明けまで

   
  没句  白鷺の縄張りごとに離れ立つ
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by ken28-575 | 2013-11-28 00:22 | 俳句あり | Comments(0)

11月号

◇11月号(8月10日締切)  研一

   夏の月母の乳房の垂れきつて
   初戦敗退七月のなほ半ば
   折鶴の羽ばたくことも原爆忌

   
  没句
    すぐ消ゆる守宮のギリシャ神話めく
    日傘より麦わら帽をモナリザに

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by ken28-575 | 2013-10-30 01:08 | 俳句あり | Comments(0)

10月号

◇10月号(7月10日締切)  研一

   被災地をゆく白服の襟を立て
   石斛の花松島の幹に咲く
   煙突の数は三本梅雨あがる

 ・ 1、2句目は6月の宮城県松島での句 ・ 3句目は居住地付近   
   
  没句
    夏草の丈揃ひたる演習場
    人間の顔に似てくる夏の山

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 すっかり秋です。
 車でぶらっと出かけ何気ない景色のスナップ。
 この松にも石斛の花が咲くのだろうか。来年、確かめてみよう。


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by ken28-575 | 2013-09-29 22:11 | 俳句あり | Comments(0)

9月号

◇9月号(6月10日締切)  研一

   元上司西瓜ぶら下げあらはるる
   松島へゆく夏富士を見下ろして
   被災地の看板古び柿若葉
   草履にも左右あり松落葉   左右 ← 右左

・1句目は「ぶらげ」にしておく。
・4句目は「右左」(みぎひだり)で投句したが、 調べると両方の使用例がある。
 ただ「左右」では音読みの「さゆう」に読まれないか。   
   
  没句
    夏めきぬ人を待つ人待たす人
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by ken28-575 | 2013-08-25 23:02 | 俳句あり | Comments(0)

8月号

◇8月号(5月10日締切)  研一

   月おぼろ用もないのに外に出る
   庭のある暮しにも慣れ柿若葉
   チューリップ絵に画くときの赤ばかり    とき ← とき   
    「は」を「の」に添削。一字の違い。
    助詞の「は」や「が」はあまり使うべきでない。
   
  没句
    首筋から体かすめる若葉風
    月おぼろガソリン缶に耕耘機

 参議院議員選挙から1週間。
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 掲示板(左・島根、右・鳥取)は翌日には撤去されたが、記録としてUP。
 以前はテレビ画像や新聞の紙面を載せたこともあるが、今回は思いつかなかった。


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by ken28-575 | 2013-07-29 00:38 | 俳句あり | Comments(0)