カテゴリ:俳句あり( 208 )

10月号

◇10月号(7月10日締切)  研一

   被災地をゆく白服の襟を立て
   石斛の花松島の幹に咲く
   煙突の数は三本梅雨あがる

 ・ 1、2句目は6月の宮城県松島での句 ・ 3句目は居住地付近   
   
  没句
    夏草の丈揃ひたる演習場
    人間の顔に似てくる夏の山

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 すっかり秋です。
 車でぶらっと出かけ何気ない景色のスナップ。
 この松にも石斛の花が咲くのだろうか。来年、確かめてみよう。


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by ken28-575 | 2013-09-29 22:11 | 俳句あり | Comments(0)

9月号

◇9月号(6月10日締切)  研一

   元上司西瓜ぶら下げあらはるる
   松島へゆく夏富士を見下ろして
   被災地の看板古び柿若葉
   草履にも左右あり松落葉   左右 ← 右左

・1句目は「ぶらげ」にしておく。
・4句目は「右左」(みぎひだり)で投句したが、 調べると両方の使用例がある。
 ただ「左右」では音読みの「さゆう」に読まれないか。   
   
  没句
    夏めきぬ人を待つ人待たす人
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by ken28-575 | 2013-08-25 23:02 | 俳句あり | Comments(0)

8月号

◇8月号(5月10日締切)  研一

   月おぼろ用もないのに外に出る
   庭のある暮しにも慣れ柿若葉
   チューリップ絵に画くときの赤ばかり    とき ← とき   
    「は」を「の」に添削。一字の違い。
    助詞の「は」や「が」はあまり使うべきでない。
   
  没句
    首筋から体かすめる若葉風
    月おぼろガソリン缶に耕耘機

 参議院議員選挙から1週間。
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 掲示板(左・島根、右・鳥取)は翌日には撤去されたが、記録としてUP。
 以前はテレビ画像や新聞の紙面を載せたこともあるが、今回は思いつかなかった。


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by ken28-575 | 2013-07-29 00:38 | 俳句あり | Comments(0)

7月号

◇7月号(4月10日締切)  研一

   南部若芽西海岸に漂着す
   退職の挨拶状に桜の句
   春の海なれどもここで引き返す    なれども ← とは云へ
   むしりとるブルーシートの花びらを
  
  没句
    荒波に触れることなき春の虹


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 日曜日の大山。梅雨らしい空模様。
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by ken28-575 | 2013-06-28 00:23 | 俳句あり | Comments(2)

6月号

◇6月号(3月10日締切)  研一
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   履き慣れた靴春泥に喜ばれ
   薄氷や小指から切る足の爪
   野水仙人の踏み込む余地なかり
  
  没句
    乾いても泥乾いても春の泥
    靴下の片方探す春暑し

 5月も残りわずか。
 今の季節にしてはやや暑すぎる日が続き、「街道一人旅」の決行をためらっています。

  右の画像はメールで参加の句会。受信したこの清記用紙から選句をします。


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by ken28-575 | 2013-05-27 00:15 | 俳句あり | Comments(2)

5月号

◇5月号(2月10日締切)  研一

    両の手で抱き寄せてみる雛人形
    マネキンの埃ふきとる寒夜かな
    考へることもなくなり一月尽
    難破船のやうなる塒裸木に

 今月は、嬉しいことに、久々の巻頭で、巻頭の最後20人目。添削はありませんでした。

  没句 二三日置いてきぼりの屋根の雪


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 他の木にからみ分かりにくいですが、フジです。
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by ken28-575 | 2013-04-29 22:49 | 俳句あり | Comments(0)

4月号

◇4月号(1月10日締切)  研一

    鯛焼きの同じ形に生まれけり
    御年賀の熨斗並びたる地下売場   地下売場 ← 地下一階
    柚子風呂の柚子を引き寄せひとりなる   ひとりなる  ← ひとりかな 
    小寒や母には長し父の杖

 2句目 デパ地下であるが、地下一階よりもズバリ「地下売場」だ。
 3句目 「なる」で己の存在感。

  没句 柚子落ちて転がる先に柚子一つ

 
 添削をしていただき、今月も有り難しである。

 2週間前の大山。今も雪は残っているがぐっと少ない。
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by ken28-575 | 2013-03-25 22:41 | 俳句あり | Comments(0)

3月号

◇3月号(12月10日締切)  研一

    原発の存続廃止冬銀河
    市民とはわたくしのこと冬の蝶
    正方形の炬燵境界線なかり   正方の炬燵境界線 ← 正方炬燵
    忘れむとして忘れ得ぬ十二月   忘れむとして忘れ得ぬ ← 忘れやう忘れやうにも

  没句 鯛焼きの同じ形の口と口

 4句目の「十二月」。
 原句の「やう」はバッサリと捨てられ、「忘れむとして忘れ得ぬ」は、今の自分には生まれてこない表現だ。
 「やう」では緩く、助詞の吟味、大切さをあらためて教えられた。
 まるで私の句でないように生まれ変わったと言えば主宰に申し訳ないが、主宰の「もっともっと勉強しなさい」の声が聞こえてくる。
 


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by ken28-575 | 2013-02-27 23:33 | 俳句あり | Comments(0)

2月号

◇2月号(11月10日締切)  研一

    月光から逃れやうにも橋の上
    部員募集天文倶楽部秋澄めり
    外に出て煙草吸ふ人冬に入る

  没句 菊人形何れの首も露はなり
  没句 秋雨や裾の短き鯨幕

 「冬に入る」があるが、ただいま冬の真只中。

 25日、午前9時過ぎ。今にも雪がやって来そう。そのまま進めば日本海。
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 午後3時過ぎ。あっという間に車の窓ガラスに雪。しかし続かず。  ミラーを小道具に。
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 今は積もってないが、冷え込み厳し寒夜かな。

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by ken28-575 | 2013-01-26 23:36 | 俳句あり | Comments(2)

1月号

◇1月号(10月10日締切)  研一

    月昇るしばらく煙たなびかせ
    秋の虹近づくほどに淡々と     淡々 ← 淡きかな
    十月やがらんしたる子供部屋    十月 ← 十月
    朝顔の蔓高きより枯れはじむ   枯れはじむ ← 枯れにけり
  没句 近道に月に騙され遠くまで
   「近道に」は「近道を」にすれば、意味がはっきりすると反省。

 3句に主宰の添削をいただく。いづれも、「切れ字」である。
 1句目の「かな」と3句目の「けり」は、使い方が安易過ぎる。「かな」や「けり」を用いると確かに俳句らしくなるが、劇薬にもなり独自性も弱まる。
 特に、3句目の「はじむ」は、私が訴えたかったことで、「枯れ」の時点がよりはっきりしてくる。
 2句目の「や」は、一拍置くことで、中七以下の状況がより鮮明になる。「十月の子供部屋」ではつまらない。
 3句も添削とは、ありがたいことである。

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 今夜のニュースから(LIVE2012 ニュースJAPAN&すぽると! フジTV)
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by ken28-575 | 2012-12-25 23:56 | 俳句あり | Comments(0)