東京メトロ東西線で早稲田下車。
まずは早稲田大学へ。前に訪れたのはいつかよく思い出せないが、やっぱりキャンパスの空気は違う。気持ちが若くなる
春休みでそれほど賑やかではなかったが、大隈重信像の前ではご子息の入学が決まった両親だろうか、写真を撮りあっている。
いかにも上京してきたという感じの父と息子の姿も。
中華屋でランチ、650円也。
学生街の店は安くてボリュームがある。
中華定食に味噌汁がついていた。なるほど。
(大隈講堂の写真がピサの斜塔!お許しを)
神田川にかかる駒形橋から眺めた「フォーシーズンズホテル椿山荘」
撮影位置の左手後方が新江戸川公園。
橋を渡った所には「胸突坂」がある。
このあたり、桜が見頃になるとさぞや賑やかなことだろう。すでに雪洞用の電気配線は完了していた。
私にとっては初めて訪れた場所。
東京は、俳句をしてるせいか面白いくらい広く、ワンパターンでない。
俳句を作るに当たっては、それなりの心構えは必要だが、初めて訪れる場所は大いに刺激になり、句材も新鮮だ。
句会終了後、たまには洒落たところに行ってみようということになり、早稲田大学近くの「リーガロイヤルホテル」も候補にあがったが、より高級な「フォーシーズンズホテル」に行く。
ところがが、本日は大安吉日で婚礼のお客さんが多く、我々には場違い。
喫茶コーナーも満席で早々にホテルから退出し、都バスで目白駅まで移動。
10人程度が入ることのできる店ということで、地元メンバーの方に西口にある甘味喫茶処「志むら」へ案内してもらう。
さすが地元の方だ。店内では最後まで貸切の状態。
「田舎ぜんざい(つぶ)」をいただく。お茶もおいしかった。
甘味喫茶に入ったのは、さていつのことか?
本日の句会場は文京区目白台の新江戸川公園。
(左)池の向こうに句会場の建物が見える (右)逆に句会場の部屋から庭園を望む
江戸時代末期、熊本藩主細川家の下屋敷。その後、細川家の本邸となる。素朴さの中に江戸時代の純日本式武家庭園の面影をとどめている。起伏の変化を利用し、自然景観を重視した回遊式泉水庭園である。松声閣の名がつく建物は、明治20年ごろの建造で細川家の勉強所であった。(公式サイト「東京ぶんきょう観光案内」より引用)
○参加者12名(他に欠席投句が1名)
都内にこんないい場所があるとは。
いつもは俳句文学館の会議室だが、気分も変わり句会も盛り上がる。
来月も俳句文学館が利用できないため、小石川後楽園が会場となる。
(↑たまたま池におりてきた一羽をパチリ)
[本日の句会に登場した季語より]
もくれん、桜の芽、春寒、恋猫、春彼岸、辛夷、春昼、春炬燵、椿、水温む
春風や深き処に黒き鯉 研一