カテゴリ:俳句あり( 220 )

平成30年4月号

 研一 (1月10日締切)
   リベラルとは考へ過ぎて湯冷めせり
   リベラルを齧ればレモンのやうなもの
   リベラルとは林檎の芯のやうなもの

  没句 争ひを見下ろしながら白鳥来
    読み返す新聞小説冬ごもり
                                                     
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by ken28-575 | 2018-03-31 21:42 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年3月号

 研一 (12月10日締切)
   柚子色の柚子でなくとも排除せず
   リベラルとは林檎の皮を剥きながら
   柚子色の柚子柚子色の柚子たわわ
  没句 魚の眼と親しくなりて冬ぬくし
    珈琲のぼこぼこぼこぼこ冬ぬくし
                               
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by ken28-575 | 2018-03-02 20:41 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年2月号

 研一 (11月10日締切)
   白鳥来何も持たずに見に行かん
   白鳥不在対岸に行つたきり
   白鳥の下り来る三羽二羽一羽
   蓑虫のままで了らぬ人生よ
   没句 木犀の散り始めたり投票日

 研一 (10月10日締切)
   ミサイルに白鳥来るやら来ないやら
   廃線のコスモスのほか見当たらず
   色そろひ丈もそろうて秋桜
   没句 秋暑し島根広島高知グァム
     行合の空白壁のやうなもの
                                                          
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by ken28-575 | 2018-02-01 00:39 | 俳句あり | Comments(0)

平成29年12月号

 研一 (9月10日締切)
   秋暑し島根広島高知とて
   誰だつてなりたくないさ案山子には
   赤とんぼ向きをそろへて下りて来し
   明日のため少し残して草をとる
   没句
    現れてこそ赤とんぼ赤とんぼ
               画像は掲句には関係なく、11月上旬の宍道湖です。雲がまだ秋らしい。              
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by ken28-575 | 2017-12-01 00:00 | 俳句あり | Comments(0)

平成29年11月号

 研一 (8月10日締切)
   少年兵高校球児蝉時雨
   初蝉の鳴き声途切れそれつきり
   向日葵のうしろに回る恐ろしき
   没句
    西瓜二切れ民宿の朝食に
    朝顔の伸びて伸ばして二階家に
                       画像は米子水鳥公園。建物はネイチャーセンターです。           
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by ken28-575 | 2017-10-29 20:47 | 俳句あり | Comments(0)

平成29年10月号

 研一 (7月10日締切)
   七月の書店に昆虫図鑑かな
   進物用高級線香梅雨開くる
   どことなく人の気配す梅雨の月
   没句
    甘酒の瓶に微笑む微笑まれ
    金魚玉の中に旧札骨董市
                   この画像は先日の大山です。  
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by ken28-575 | 2017-09-30 22:11 | 俳句あり | Comments(0)

平成29年9月号

 研一 (6月10日締切)
   風音に簾の簾らしくなり
   薔薇園にフランスパンのやうな人
   年金の手続き済ませたる薄暑  済ませたる薄暑済ませ薄暑かな
   没句
    母の日や母と歩きし御朱印帳
    薄暑かな噛めばとろけるチョコレート
                        
      朝顔に蟻
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by ken28-575 | 2017-08-28 21:01 | 俳句あり | Comments(0)

平成29年8月号

研一 (5月10日締切)
   陽炎のやうに無職となりにけり
   柏餅鬘の似合ふ旅役者
   花びらを追ふ花びらのあの世まで
    没句
    花びらを落として後の長きかな
    あたたかやロープウェイの箱の中

 

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by ken28-575 | 2017-07-31 00:10 | 俳句あり | Comments(0)

平成29年7月号

研一 (4月10日締切)
   清明や職退くも変りなく
   職辞して平日十時花の下
   渡し舟向きを揃へて花を待つ
    没句
    春寒しロープウェイの箱にかな
    裏山の桜遅れることもなく

 
(3月25日・滋賀県近江八幡市)
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by ken28-575 | 2017-06-28 00:06 | 俳句あり | Comments(0)

平成29年6月号

研一 (3月10日締切)
   雛の顔益々若くなりにけり
   雛飾る静かな部屋に雛飾る
   雛壇の屏風の裏にギリシア文字
   檜扇を持たせ女雛となりにけり
   没句
    灯を消せば雛人形も目を瞑る
 
久々の4句欄です。
主宰の選評から(1句目)・・「類想なし、新鮮である」
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by ken28-575 | 2017-05-27 21:10 | 俳句あり | Comments(0)