カテゴリ:俳句あり( 227 )

平成30年12月号

 研一 (9月10日締切)
   無花果を割るいちじくの形消ゆ
   おぢいちやんと何度も呼ばれ秋暑し
   避難指示避難勧告葉月尽     葉月尽八月尽
   没句
    炎天に凛々しき洗濯挟みかな
    玄関に扇子新聞拡張員
                                                        
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by ken28-575 | 2018-12-04 14:06 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年11月号

 研一 (8月10日締切)
   二重扉冷房ゆるき映画館
   学帽の掛かる古書店終戦日
   夕刻に聞く初蝉のそれつきり
   没句
    広島忌白地に赤のユニフォーム
    次々に日傘を窄めバスに乗る

         俳句は夏ですが画像は今                                      
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by ken28-575 | 2018-11-01 20:53 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年10月号

 研一 (7月10日締切)
   時の日の脈拍六十と少し
   万緑や乗り捨てられた車椅子
   夏の川橋あり長き短きと   橋あり長き短きと橋に長きも短きも
   没句
    キヨスクの朝刊蛇の衣のやう
    白南風や浜辺に犬を遊ばせて

            週末にまたまた台風接近                                   
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by ken28-575 | 2018-09-28 21:56 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年9月号

 研一 (6月10日締切)
   スリッパを替へるわが家の更衣
   昼までに用事を済ませ夏浅し
   老鶯や大きな石に腰を置き  腰を置き腰を置く
   没句
    売店の新聞蛇の衣のやう
    白南風や砂丘を走る防風林

             平成最後の夏はまだまだ続く。                            
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by ken28-575 | 2018-08-31 00:27 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年8月号

 研一 (5月10日締切)
   葉桜のやがてよくある木となりぬ
   三十キロ圏内に住みおぼろかな
   種をまく本日新聞休刊日
   没句
    火の回り早し線香竹の秋
    五月来るペンキのにほふ船乗場
         結社の句友が出演する「父と暮せば」の案内が同封されてました。                   
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by ken28-575 | 2018-07-30 11:04 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年7月号

 研一 (4月10日締切)
   満開の桜今年も裏庭に
   朝桜よべの賑はひ断ち切つて  よべの賑はひ夕べの賑はひ
   散り際を考へてゐる桜かな
   没句
    朝も夕も桜そろそろ飽きないか
    人波に花雪洞の揺れはじめ
         
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by ken28-575 | 2018-06-25 22:01 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年6月号

 研一 (3月10日締切)
   雪を掻く近所に知らぬ人多し
   雪掻きをしてトーストにゆで卵
   朝食の前に雪掻き妻元気
   新聞をゆつくりめくる春めきぬ
   没句 二月の光の中をさまよへり

 研一 (2月10日締切)
   初雀二礼二拍手一礼す
   何処より来て何処へと寒雀
   ひび少し美しすぎる鏡餅
   没句 手袋の指先余る余らせて
     寒雀身を寄せ合ふも隙間あり
                                                          
  投句の締め切りに遅れ、6月号に2カ月分が掲載されました。

              画像は季節外れですが、掲載句に合わせ雪景色から。
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by ken28-575 | 2018-05-28 21:29 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年4月号

 研一 (1月10日締切)
   リベラルとは考へ過ぎて湯冷めせり
   リベラルを齧ればレモンのやうなもの
   リベラルとは林檎の芯のやうなもの

  没句 争ひを見下ろしながら白鳥来
    読み返す新聞小説冬ごもり
                                                     
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by ken28-575 | 2018-03-31 21:42 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年3月号

 研一 (12月10日締切)
   柚子色の柚子でなくとも排除せず
   リベラルとは林檎の皮を剥きながら
   柚子色の柚子柚子色の柚子たわわ
  没句 魚の眼と親しくなりて冬ぬくし
    珈琲のぼこぼこぼこぼこ冬ぬくし
                               
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by ken28-575 | 2018-03-02 20:41 | 俳句あり | Comments(0)

平成30年2月号

 研一 (11月10日締切)
   白鳥来何も持たずに見に行かん
   白鳥不在対岸に行つたきり
   白鳥の下り来る三羽二羽一羽
   蓑虫のままで了らぬ人生よ
   没句 木犀の散り始めたり投票日

 研一 (10月10日締切)
   ミサイルに白鳥来るやら来ないやら
   廃線のコスモスのほか見当たらず
   色そろひ丈もそろうて秋桜
   没句 秋暑し島根広島高知グァム
     行合の空白壁のやうなもの
                                                          
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by ken28-575 | 2018-02-01 00:39 | 俳句あり | Comments(0)